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12月01日-01号

  • "環境保全型農業支援対策事業費"(/)
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  1. 白山市議会 2016-12-01
    12月01日-01号


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    平成28年 12月会議---------------------------------------        平成28年白山市議会12月会議会議録第1号---------------------------------------            平成28年12月1日(木曜日)---------------------------------------出席議員(20人)   2番  山口俊哉君      3番  安実隆直君   4番  吉本史宏君      5番  永井徹史君   6番  石地宜一君      7番  小川義昭君   8番  安田竹司君      9番  北嶋章光君  10番  宮中郁恵君     11番  村本一則君  12番  宮岸美苗君     13番  岡本克行君  14番  寺越和洋君     15番  吉田郁夫君  16番  竹田伸弘君     17番  清水芳文君  18番  前多喜良君     19番  藤田政樹君  20番  西川寿夫君     21番  中西恵造---------------------------------------欠員 1番---------------------------------------説明のため議場に出席した者の職氏名市長山田憲昭君 副市長井田正一総務部長竹内正隆君 企画振興部長田持智行健康福祉部長福祉事務所長村井志朗君 市民生活部長広野晴城産業部長川北誠喜君 観光文化部長毛利文昭建設部長高田 隆君 市参事兼白山ろく 産業土木課長池田昌俊上下水道部長長谷川 茂君 会計管理者会計課長松田栄司総務部次長財政課長山本一彦君 総務部次長監理課長長井克之企画振興部次長交通対策課長清水晶夫君 建設部次長土木課長松田正之美川支所長角田宏一君 鶴来支所長加藤光男選挙管理委員会 事務局長能嶋秀信君 教育長松井 毅君教育部長松田辰夫君   ---------------------------------------職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名 事務局長     北村 潔君   議事調査課長   佐々木 満君 主査       小林典子君   主査       西川喜朗君 手話通訳士    堀口佳子君   手話通訳士    長谷川智美---------------------------------------            議事日程(第1号)                        平成28年12月1日(木曜日)                        午前10時 開議  日程第1 諸般の報告  日程第2 会議録署名議員の指名  日程第3 議案第103号ないし議案第125号       (説明)---------------------------------------            本日の会議に付した事件  議事日程(第1号)のとおり---------------------------------------          午前10時0分開議 ◎議会事務局長(北村潔君) 御起立願います。礼。着席願います。 ○議長(村本一則君) これより平成28年白山市議会12月会議を開きます。 今12月会議の審議期間は、本日から12月20日までの20日間といたします。 直ちに、本日の会議を開きます。--------------------------------------- △日程第1 諸般の報告 ○議長(村本一則君) 日程第1諸般の報告を行います。 平成28年9月29日、10月18日、10月28日、10月31日及び11月29日の各日付にて、監査委員から例月現金出納検査報告書定例監査結果報告書及び財政援助団体等監査結果報告書の提出がありました。 12月1日付にて、市長から議案の提出がありました。 地方自治法第121条第1項の規定に基づき、12月1日付にて、市長及び教育委員会教育長に対し、出席を要求しておきました。 12月1日付にて、市長から説明員の委任及び嘱託について通知がありました。 今12月会議において、本日までに受理した陳情は、お手元に配付の文書表のとおりであります。 以上をもって、諸般の報告を終わります。--------------------------------------- △日程第2 会議録署名議員の指名 ○議長(村本一則君) 日程第2会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、西川寿夫君、中西恵造君を指名いたします。--------------------------------------- △日程第3 議案第103号ないし議案第125号      (説明) ○議長(村本一則君) 日程第3議案第103号ないし議案第125号を一括して議題といたします。---------------------------------------提案理由の説明 ○議長(村本一則君) 市長から提案理由の説明を求めます。 市長、山田憲昭君。     〔市長(山田憲昭君)登壇〕 ◎市長(山田憲昭君) おはようございます。 本日、ここに、平成28年市議会12月会議が開会されるに当たり、最近の市政の状況と提案いたしました諸議案につきまして、その大要を御説明申し上げます。 師走を迎え、ことしも余すところ一月となりました。早いもので、私自身も平成26年12月に市長に就任して、丸2年が経過いたしました。この2年間、私は市長としての責任の重さを日々自覚する中で、多岐にわたる行政課題誠心誠意全力で向き合ってまいりました。 また、多くの市民の皆様と対話を重ねながら、市民目線に立ったきめ細やかな行政サービスの推進に、鋭意取り組んできたところであります。 3年目のスタートに当たり、「初心忘るべからず」、引き続き「対話と参加」を旨とし、さらなる使命感と情熱を持って、市民に開かれた活力ある市政運営に邁進してまいる所存であります。 初めに、9月25日から10月5日まで、イギリスのトーキーボストン町、フランスのパリを訪問いたしました。 まず、トーキーでは、2年に1度開催されるユネスコ世界ジオパーク国際会議に出席をいたしました。この会議には、世界各国から700人を超えるジオパーク関係者が参加し、それぞれの見どころの紹介や地域づくりについて、活発な意見交換が行われました。白山手取川ジオパークも、映像を交えながら取り組みを発表し、「山-川-海へと巡る水の旅」をテーマとした白山手取川の特徴に、多くの参加者から高い評価をいただきました。またこれにあわせ、姉妹都市ボストン町を訪れ、ステファン・ウッドリフ町長とお会いし、これまでの交流に感謝をするとともに、末永い友情を確認してまいりました。 そして、その後、パリ、ユネスコ本部を訪問し、ユネスコ事務局長補フラヴィア・シュレーゲルさんを初め、ジオパーク並びにエコパーク責任者との意見交換をさせていただいたところであり、世界認定に向けた足がかりとなる大変有意義な訪問となりました。 また、フラヴィア・シュレーゲルさんにおかれましては、10月27日から七尾市で開催されました第1回アジア生物文化多様性国際会議に出席された折、白山手取川ジオパーク白山ユネスコエコパークを訪問したいとのことで、本市にお越しになられました。本市では、手取峡谷白山自然保護センターなどを視察され、手取キャニオンロードでサイクリングを楽しまれるなど、自然豊かな白山の魅力に、高い関心を示されました。本市にとりましても、それぞれの取り組みを紹介する大変よい機会になったところであり、あわせて、今回の海外出張で行ったPR活動の効果を実感することができました。今後もこうした国際的な活動を行いながら、白山手取川ジオパーク白山ユネスコエコパークともども相乗効果の高い取り組みを推進してまいりたいというふうに考えております。 次に、川北町の白山野々市広域事務組合への加入についてであります。 現在、白山市、野々市市、川北町の2市1町で構成する広域協議会において、消防及びごみ処理業務の来年4月加入に向けた協議を鋭意進めております。 消防につきましては、配置人員の確保や通信指令システムの統合などについて課題整理を行っており、ごみ処理業務においても、収集運搬や分別方法における相違点の洗い出しを行うなど、それぞれ調整を図っている状況であります。 いずれにしましても、これらの業務は住民生活に直結するものであります。今会議中に概要をお示ししたいというふうに考えております。 次に、我が国の経済情勢と本市の企業立地の動向についてであります。 先月、内閣府が発表いたしました7月から9月期の国内総生産、GDPの速報値は、3期連続のプラス成長となり、景気は依然として緩やかな回復基調が続いております。内需の柱である個人消費や企業の設備投資が低調であった半面、堅調な輸出が全体を底上げしたとのことであります。 先行きについては、アメリカの次期大統領にトランプ氏が決まり、大規模な財政出動に期待が高まる一方、保護主義的な政策への警戒も強く、今後我が国の経済にどのような影響を及ぼすのか不透明であり、地域経済への影響も懸念されるところであります。 このような中、去る10月18日に、本市の北部工業団地において、株式会社ジャパンディスプレイ白山工場が竣工いたしました。県内過去最大の投資額を誇る白山工場は、世界最先端技術を駆使した中・小型ディスプレイ生産拠点であり、この立地がもたらす地域経済への波及効果ははかり知れないものがあります。既に地元雇用も進んでおり、今後の本市産業の高度化と企業集積への推進力としての役割が、大いに期待されるところであります。 このたび、株式会社ジャパンディスプレイが竣工いたしましたので、来週の12月5日に、白山市工場立地助成金交付要綱に基づき、本市としては過去最高となります10億円の工場立地助成金を交付したいと考えております。 また、山島工業団地におきましても、新たな企業の進出が決定いたしました。まず、木材の乾燥機や真空装置国内トップメーカー株式会社ヤスジマが、白山市外から本社及び工場を移転し、立地する運びとなりました。さらには、食品製造ラインの自動化や搬送装置の製作などを手がけるサンディーネットワークが、事業の効率化を図るため立地を決定し、先般それぞれ分譲地の売買契約を締結いたしたところであります。 企業立地は、地域経済の活性化に資することに加え、雇用の創出、さらには定住促進にもつながることから、今後とも積極的に本市の魅力や優遇制度のPRを行い、県や関係機関との連携を図りながら、誘致活動を展開してまいりたいというふうに考えております。 それでは、最近の市政の状況について御説明申し上げます。 初めに、第2次白山市総合計画の策定についてであります。 平成29年度から38年度までの10年間のまちづくりを示す第2次白山市総合計画につきましては、6月の基本構想に続き、まちづくりの目標を実現させる施策を体系的に示す基本計画の策定に向け、全庁挙げて取り組んでまいりました。このたび、7章20項目から構成される施策の方向性を示した総合計画の全容がまとまりましたので、今会議に報告させていただくことといたしております。 計画の策定に当たりましては、これまでに市民1万人アンケートを初め、世代を超えた市民フォーラムの開催、さらには高校生や大学生を対象としたワークショップやパブリックコメントなどを実施し、総合計画審議会を初めとした、各界各層から多くの御意見をいただいたところであります。そうした皆様の英知が結集し、今回ようやく完成の運びとなり、今後10年間の白山市発展にふさわしい計画に仕上がったものであります。 今後は、基本構想に掲げる将来都市像「健康で笑顔あふれる元気都市 白山」を目指し、第2次白山市総合計画の具現化に邁進する所存であります。 次に、今年度のまちづくり会議についてであります。 各種団体を対象としまして、先月までに11回開催いたしております。最近では、国際交流協会地域活動クラブ交通安全協会PTA連合会、さらには金城大学の学生と意見交換を行い、それぞれの視点から、まちづくりに関する貴重な提言や意見を拝聴させていただきました。 特に、女性や若い人たちからは、子供たちが安全で安心して学び、成長できる環境づくりについて、数多くの御意見をいただいたところであり、今後これらの意見を精査し、可能なものにつきましては、新年度予算に反映させたいと考えております。なお会議については、年度末までに引き続き月一、二回程度の開催を予定しております。 次に、冬場の安全・安心を担う除雪対策についてであります。 今シーズンの除雪体制につきましては、例年どおり主要幹線市道やバス路線、通学路を中心に、約520キロメートルの市道と約80キロメートルの歩道を除雪することといたしております。また今年度も除雪機械を増強し、迅速な除雪に鋭意努めるとともに、大雪警報時のパトロールの強化や、適切な情報発信を行ってまいりたいと思っております。 気象庁が発表いたしました北陸地方の12月から来年2月までの冬期予報は、気温、降水量、降雪量ともに、ほぼ平年並みの見込みであります。冬本番を迎え、最新の気象情報を注視しながら、国・県、警察など、関係機関と連携し、道路交通の確保並びに市民生活に支障がないよう努めてまいります。 なお、市内全ての道路を除雪することには困難があり、市民協働での対応をお願いするものであります。 次に、北陸新幹線(仮称)白山駅についてであります。 去る10月18日に、白山駅が与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームの正式議題として取り上げられ、現在福井駅先行開業等検討委員会において、年内に結論を出すための議論が進められております。11月10日に開催されました同委員会には、谷本知事にも出席をいただき、県負担についての考えを示すとともに、さらなる議論の進捗を要請されたところであり、実現に向けて、大きな山場に差しかかっております。 敦賀・大阪間のルートも年内には決定される見込みであり、さらに白山駅の設置を想定しております加賀笠間駅周辺の新幹線高架橋の工事も、近々発注とのことであります。 白山駅については、一刻も早い政府の判断を切望するものであり、この山場を乗り越えるためにも、地元選出国会議員の奮闘をお願いするとともに、県、周辺自治体を含めた我々地元が一丸となり、強い気持ちで取り組む覚悟であります。議員各位におかれましても、一層の御協力をお願いするものであります。 次に、健康寿命延伸まちづくり事業についてであります。 市民の健康づくりを支援する「はくさんタニタ健康倶楽部」につきましては、プレイベントなどで広く会員の募集を行い、先月20日のキックオフセミナーを皮切りに、約300名の会員で活動をスタートいたしました。あわせて、健康は食によって成り立つことから、食育を広めたいとの観点で、キッチンカーを整備したところであり、多くの皆様に「食育イコール健康」を周知してまいります。また、このキッチンカーにつきましては、愛称の募集も行っており、多くの皆様に応募いただければと思っております。 いずれにいたしましても、健康寿命の延伸は、第2次白山市総合計画主要テーマの一つであり、今後は市内5カ所の健康活動ステーションを拠点に、誰もが気軽に楽しみながら健康づくりに取り組めるよう、さらなる事業展開を図ってまいりたいと考えております。 次に、新たな基金の創設についてであります。 8月12日にお亡くなりになられた成町の相川久枝さんより、白山市の保育事業に役立ててほしいと、多額の金員が遺贈されました。相川さんは、31年の長きにわたり保育に携わり、子供たちの成長に大きく貢献され、平成23年秋には瑞宝単光章を受章されるなど、人格高邁で心優しい思いやりのある方でありました。今回の寄附に際しても、生前から白山市の子供たちの育成に役立ちたいとの強い思いがあり、市といたしましては、故人の遺徳を踏まえ、白山市子育て基金を創設することといたしました。 今後は、市内の保育所や認定こども園、幼稚園に「相川文庫」を設置し、絵本や紙芝居などの購入に基金を活用させていただき、末永く子供たちに相川さんの遺志を継承してまいりたいというふうに考えております。 また、さらなる基金の創設に向けましても検討に入っております。 近年、老朽化した公共施設の更新や長寿命化などが全国的に課題となっており、本市においても、合併により多くの施設を抱え、また類似施設も数多くあることから、今後、更新等に多額の費用を要することが想定されます。またインフラ資産の適切な維持管理のためには、長寿命化を図る必要もあり、こうした財政需要の備えといたしまして、新年度、(仮称)公共施設等整備基金を創設したいと考えております。 次に、白山開山1300年記念事業についてであります。 先月19、20日の両日、白山比め神社表参道において、白山開山1300年記念プレイベントうらら白山人秋祭 どんじゃら市」が開催されました。海から山までの秋の味覚を求めて、およそ9,000人の方々が来場され、白山開山1300年のテーマ曲であります白嶺天照を用いた白山の四季、御来光、三馬場の風景を紹介するPR動画の初披露や、有名ブロガーによる白山の食の発信、発酵食ブランドの紹介など、多彩な企画が行われ、大いに盛り上がりを見せました。 また、共催事業として実施いたしました白山下山仏を訪れるツアーや、白山を生涯のテーマとし、追及をし続ける木村芳文さんの白山写真展なども好評を博し、多くの方々に参加、鑑賞いただいたところであります。 来年の記念イベントには、首都圏などから、さらに多くの方々の来訪を期待しており、今年度、都営地下鉄全線において、中づり広告による事業のPRを行うことといたしております。 次に、国道8号、宮丸町南交差点付近で計画を進めております道の駅(仮称)白山についてであります。 このほど造成工事の施工業者が決まり、現在工事着手の準備にかかっております。また建物についても発注の準備を進めているところであり、いよいよ現場が動き出します。 なお、先般、国の第2次補正に伴い、社会資本整備総合交付金追加内示があり、今会議に工事費の補正をお願いしており、引き続き国と調整を図りながら、平成29年度末の完成を目指し、鋭意事業の進捗を図ってまいりたいと考えております。 次に、学校施設整備充実についてであります。 河内小学校につきましては、来週末には新校舎が完成いたしますので、18日に一般見学を行った後、来年1月、冬休み明けから新しい校舎において授業がスタートいたします。新校舎は、温かみのある内装で、多様な学習に対応ができるよう、教室の間には可動式の間仕切りを設置するなど、機能性を重視したコンパクトなつくりが特徴であり、地域の拠点として皆様に愛される施設となることを願うものであります。 また、この河内小学校の改築をもちまして、市内小・中学校全ての耐震化が完了いたしますが、引き続き、安全で良好な学校施設の計画的な整備に努めてまいる所存であります。 なお、先般の国の経済対策に伴い、石川小学校笠間中学校及び北辰中学校の大規模改造事業について、学校施設環境改善交付金の内示がありましたので、今後スムーズな工事の進捗を図ってまいりたいと考えております。 次に、生涯学習施設の整備についてであります。 地域の拠点施設として、重要な位置づけとなる公民館につきましては、計画的に整備を進めており、蝶屋公民館が今月17日に竣工し、来年1月からの供用開始となります。蝶屋公民館は、蝶屋地区の中心部に移転をすることとなりますので、これまで以上に地域の皆様に大いに活用いただけるものと思っております。また出城公民館につきましても、著しい人口増加を考慮し、充実した公民館活動が行えるよう、来年3月末の完成を目指し、鋭意建築工事を進めているところであります。 次に、平成29年度当初予算編成の考え方についてであります。 本市においては、少子高齢化が進展する中、福祉や医療にかかる扶助費や公債費といった歳出の義務的経費が年々増加し、さらには、歳入におきましても、昨年度から始まった普通交付税段階的縮減により、多額の一般財源の減少が見込まれ、極めて厳しい財政状況となっております。 予算編成については、現在作業を進めておりますが、限られた財源の中で、財政健全化取り組みを継続しつつ、事業の重点化を図り、めり張りのある予算を編成してまいりたいと考えております。 行政の仕事は多種多様であります。常にアンテナを高くし、社会情勢市民ニーズを的確に捉え、喫緊の課題である地方創生人口減少対策に取り組むとともに、人も自然も産業も、全てが健康で、笑顔があふれる元気な白山市を目指す施策の充実に努めてまいる所存であります。 それでは、提案いたしました諸議案につきまして御説明申し上げます。 提出案件は、補正予算案8件、条例案10件、事件処分案5件の計23件であります。 初めに、議案第103号から110号までの平成28年度補正予算案についてであります。 まず、一般会計につきましては、補正予算総額19億4,700万円余となるものであり、このうち先般の国の補正予算第2号に係る経済対策分といたしまして、約11億7,100万円余を計上いたしております。 主なものといたしましては、総務費で、定住促進奨励金及び高齢者運転免許証自主返納に係る支援費に不足が生じたため、追加補正を行うほか、民生費では、子育て支援医療給付費並びに法人保育園運営補助金に不足が生じたため、追加補正するものであります。 また、衛生費では、国民健康保険特別会計及び簡易水道事業特別会計への人件費の繰り出しを行うほか、農林水産業費では、環境保全型農業支援対策事業費補助金並びに国の経済対策に伴う追加分といたしまして、担い手確保経営強化支援事業補助金及び県営土地改良事業負担金などを計上いたしております。 また、商工費では、松任駅南口周辺に英語併記の案内サインを設置するため、所要の経費を計上するほか、土木費では、経済対策追加補正といたしまして、消融雪施設整備事業費及び北安田南部地区並びに横江町土地区画整理事業に係る受託事業費などを計上いたしております。 さらに、教育費では、要保護・準要保護児童生徒就学援助費に不足が生じたため、追加補正を行うほか、国の経済対策に伴い、松任小学校及び北陽小学校エアコン整備事業採択となりましたので、それぞれ補正予算を計上いたすものであります。 なお、人件費につきましては、人事院勧告に伴う給与改定の増額と、年度内の退職や育児休業取得などに伴う減額をあわせて行うものであります。 次に、特別会計及び事業会計につきましては、一般会計同様、給与改定に伴う人件費について補正を行うとともに、国民健康保険特別会計においては、療養給付費等負担金の返還金などを計上するほか、介護保険特別会計につきましては、ケアプラン作成料を、また工業団地造成事業特別会計では、分譲に伴い区画を分割する経費をそれぞれ補正計上するものであります。 次に、議案第111号から120号までの条例案につきまして、その主なものを御説明申し上げます。 白山市職員の退職管理に関する条例につきましては、地方公務員法の一部改正に伴い、職員の退職管理の適正を確保するため、新たに条例を制定するものであり、白山市税条例等の一部を改正する条例につきましては、地方税法等及び所得税法等の一部改正に伴い、延滞金の計算期間の見直し、特例適用利子及び特例適用配当等に係る個人住民税及び法人住民税課税特例の創設並びに特定一般用医薬品等購入費に係る医療費控除の特例の創設について、関係規定を改正するものであります。 また、地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例につきましては、厚生労働省令の一部改正に伴い、本市の地域密着型通所介護及び療養通所介護に関する基準を定めて追加するため、関係規定を改正するものであり、白山市公営企業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例につきましては、新たな工業用水道事業の供用による規模・能力、料金、加入負担金等の見直し及び下水道事業の受益者負担金、分担金等の見直しに伴い、関係条例の規定を改正するものであります。 次に、議案第121号から125号までの事件処分案につきまして、その主なものを御説明申し上げます。 指定管理者の指定につきましては、地方自治法の規定に基づき、施設の指定管理者となる団体の名称及び指定の期間について、また工事委託に関する協定につきましては、北陸本線石川踏切の改良工事を委託する協定を締結するため、さらに財産の処分については、山島工業団地分譲の用に供するため、条例の規定に基づき、それぞれ議会の議決を求めるものであります。 以上をもちまして、12月会議に提出いたしました議案の説明を終わりますが、何とぞ慎重に御審議の上、適切なる御決議を賜りますようお願いいたします。
    ○議長(村本一則君) 提案理由の説明は終わりました。--------------------------------------- ○議長(村本一則君) 本日の議事は、これをもって終了いたしました。 次に、休会の件についてお諮りいたします。 議事の都合により、明日2日から7日までの6日間は、本会議を休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(村本一則君) 御異議なしと認めます。よって、以上のとおり休会とすることに決しました。 次の本会議は、8日午前10時から開きます。 本日は、これにて散会いたします。          午前10時34分散会---------------------------------------(参照)     平成28年白山市議会12月会議予定表(審議期間20日間)日次月日曜区分開議時刻議事第1日12月1日木 午前9時議会運営委員会本会議午前10時 諸般の報告  会議録署名議員の指名  議案上程   説明 本会議終了後全員協議会第2日12月2日金休会 (一般質問締め切り 正午まで)午後1時30分広報広聴委員会第3日12月3日土休会  第4日12月4日日休会  第5日12月5日月休会  第6日12月6日火休会  第7日12月7日水休会  第8日12月8日木 午前9時議会運営委員会本会議午前10時  質疑  一般質問第9日12月9日金本会議午前10時 一般質問   委員会付託 本会議終了後議員協議会第10日12月10日土休会  第11日12月11日日休会  第12日12月12日月休会 (一般質問予備日)第13日12月13日火休会午前10時総務企画・文教福祉・産業建設常任委員会第14日12月14日水休会午後1時予算常任委員会第15日12月15日木休会 (常任委員会予備日)第16日12月16日金休会午前10時情報通信特別委員会特別委員会終了後議員協議会第17日12月17日土休会  第18日12月18日日休会  第19日12月19日月休会 (委員会予備日)第20日12月20日火 午前11時議会運営委員会 午後1時全員協議会本会議午後3時 諸般の報告   委員長報告、質疑、討論、表決平成28年白山市議会定例会  会期 3月1日(火)~平成29年2月28日(火)365日間---------------------------------------     平成28年白山市議会12月会議提出事件一覧表事件の番号      件名議案第103号 平成28年度白山市一般会計補正予算(第3号)議案第104号 平成28年度白山市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)議案第105号 平成28年度白山市介護保険特別会計補正予算(第2号)議案第106号 平成28年度白山市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)議案第107号 平成28年度白山市工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)議案第108号 平成28年度白山市水道事業会計補正予算(第1号)議案第109号 平成28年度白山市工業用水道事業会計補正予算(第1号)議案第110号 平成28年度白山市下水道事業会計補正予算(第1号)議案第111号 白山市職員の退職管理に関する条例について議案第112号 白山市子育て基金条例について議案第113号 町の名称の変更に伴う関係条例の整理に関する条例について議案第114号 白山市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について議案第115号 白山市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について議案第116号 白山市税条例等の一部を改正する条例について議案第117号 白山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について議案第118号 白山市立公民館条例の一部を改正する条例について議案第119号 地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例について議案第120号 白山市公営企業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例について議案第121号 尾口山菜加工施設の指定管理者の指定について議案第122号 白山観光物産センターの指定管理者の指定について議案第123号 温泉センター天領などの指定管理者の指定について議案第124号 北陸本線石川踏切の改良工事委託に関する協定について議案第125号 財産の処分について陳情第10号 松任高校周辺の道路及び用水路改修工事に関する要望書陳情第11号 町内会集会所の耐震化に関する要望書陳情第12号 コミュニティバスに関する要望書陳情第13号 保育所及び保育園の定員拡大に関する要望書陳情第14号 体育施設改修に関する要望書陳情第15号 白山市国際交流サロンの継続的な施設の確保と拡充等に関する要望書陳情第16号 平成29年度税制改正に関する要望書---------------------------------------     平成28年白山市議会12月会議陳情書一覧表陳情番号受理月日件名及び要旨提出者送付委員会1010月3日松任高校周辺の道路及び用水路改修工事に関する要望書  松任高校グラウンドは馬場町の一次避難場所に、体育館は二次避難施設に指定されていますが、大きな災害が発生した場合、高校周辺の道路、用水路が現状のままでは危険が多く、道路整備が急務と思われます。特に南側用水路の暗渠化については、道路幅が確保され、住民のスムーズな避難誘導ができることから御検討をお願いします。さらに、地震災害時には、電柱倒壊などにより救援物資輸送の妨げになる可能性があることから、避難場所周辺の電線の地中化を重ねて要望します。八町会連合協議会 会長  北村俊一    外1人産業建設 常任委員会1111月2日町内会集会所の耐震化に関する要望書  町内会の集会所を地震等の災害が発生した場合の一次避難場所としている町内会が多くありますが、建物が地震に耐えられるか不安を感じている人が少なくありません。つきましては、集会所の耐震診断及び耐震改修工事に対する市の方針を示していただき、補助事業の設置を強く要望します。あわせてコミュニティ施設整備事業について、補助限度額の見直しを要望します。白山市鶴来支所町会長連絡会 会長  北野一郎総務企画 常任委員会1211月2日コミュニティバスに関する要望書  現在のコミュニティバスの運行ルートでは、通らない町内やバス停まで遠い町内があるため、利用したくてもできない人がいます。運行ルートについては、住民からの要望を反映していただき、バス停間を自由に乗降できるよう、交通弱者に配慮した運行を要望します。白山市鶴来支所町会長連絡会 会長  北野一郎総務企画 常任委員会1311月2日保育所及び保育園の定員拡大に関する要望書  林地区において住宅団地の開発が急速に進んでいます。新しい団地に入居される方は若い方が多く、子供の数がふえており、今後もふえていくことが予想されます。現在でも近隣の保育所等は満員で、入所・入園することが困難な状況なので、今後の入所定員の拡大を要望します。白山市鶴来支所町会長連絡会 会長  北野一郎文教福祉 常任委員会1411月8日体育施設改修に関する要望書  白山市の体育施設は建設から25年以上経過している施設が多く、競技に支障を来しているものもあります。そのような施設については、早急に整備していただきますよう要望します。白山市体育協会 会長  黒島秀介文教福祉 常任委員会1511月10日白山市国際交流サロンの継続的な施設の確保と拡充等に関する要望書  松任文化会館の耐震工事中における国際交流サロンの代替施設の確保と新施設の面積の拡大を要望します。また、サロンの機能強化のため、海外事情の相談や翻訳等、日常的に協会活動に従事できる国際交流員の配置を強く要望します。白山市国際交流協会 会長  福田 裕産業建設 常任委員会1611月18日平成29年度税制改正に関する要望書  毎年税制改正に関し、政府・政党・関係省庁等に対して建設的な意見を提言しており、本年度も下記の提言について、格別の御配慮を賜りますようお願いします。 記 1 税・財政改革のあり方 2 経済活性化と中小企業対策 3 地方のあり方 4 震災復興公益社団法人松任法人会 会長  明石 巖    外1人総務企画 常任委員会...